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精密検査の資料をもとにして現在の歯ならびの状態、これから行っていく治療の内容、治療に要する大体の期間をお話いたします。
患者さんご本人、ご家族の方が診断結果に対し十分に納得したうえで治療に入ります。 |
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むし歯がある場合、抜歯の必要がある場合は、一般歯科で治療を受けて頂きます。 |
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■ 一期治療(開始時期:目安4歳〜)
・約1〜3か月に1回の来院 ・治療期間:永久歯が生えそろうまで、もしくは身長の伸びが落ち着くまで
永久歯が生えそろう前に、あごの発育をコントロールしていきます。
●例えば、乳歯が隙間なく生えていたら永久歯がガタガタになるので、将来永久歯をならべるための場所(スペース)を獲得していきます。
>永久歯がすべてならんでしまってからでは抜歯を行う可能性があり、それを回避することが目的となります。
●例えば、反対咬合(受け口)の場合は、上のあごの成長を促進させ、下のあごの成長を抑制し発育をコントロールします。
>将来あごの切断手術を回避することが目的となります。
●例えば、出っぱの場合は、基本的には受け口の治療の逆のことを行います。
>将来、抜歯や手術を回避することが目的となります。 |
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■ 二期治療(開始時期:目安12歳〜)
・約1か月に1回の来院 ・治療期間:約1〜3年
一期治療終了後、すべての歯に矯正装置(ブラケット)をつけて最終的な仕上げをします。
お子さまの場合は、一期治療+二期治療が理想的な治療といえるでしょう。 |
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■ 永久歯がほとんど生えている方(目安:小学生高学年〜大人)
・約1か月に1回の来院 ・治療期間:約1〜3年
矯正装置(ブラケット)から開始です。
矯正装置にはたくさんのタイプがあります。当院では、目立たせたくない方には、透明なマルチブラケット矯正・リンガルブラケット矯正(舌側矯正)・マウスピース型(カスタムメイド)矯正などをご用意しております。 |
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・約3〜6か月に1回の来院
装置をはずすと動かした歯は元の位置に戻ろうとします(後戻り)。保定治療とは、後戻りしないように安定させるための治療のことです。
一般的には取り外しのできる装置を使用して頂きます。場合によっては、歯の裏面に固定するものもあります。 |
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